2019/04/19

シルクラインの先端にループ?

ヤノシルクラインの先端には

ループが付けてあります。


では、なぜループ(後付け)をつけたのか・・・

ライン開発初期の頃

シルクラインには

ループは着けていませんでした。







シルクラインの先端を折り曲げてループを作り

使用してました。


この方法だと折り曲げた部分から

水が染み込むことで繊維が弱り

釣りのシーズン中に

ループの作り直しが必要になり


ループ部分が釣行中に切れてしまうような

残念なことになってしまう・・・(;´▽`


しかし・・・

シルクラインに合う最適な方法がなかったため

そのまま使用しておりました。


どうすれば

ながく使えて快適に釣りができるか・・・

いろいろ考えたのが


1、耐久性
 シーズン中の使用に耐えること

2、軽いこと
 先端が重くなるとターンに影響がでる。

3、薄いこと
 シルクラインとリーダーの接続がスマートになること

4、交換が可能なこと
 ユーザー様が自分で取り替えできること


これが解決できれば

リーダーとの接続部分に不安がなくなり

快適な釣りになるのでは??


以上のことを踏まえて

考えたところ

ブレーデッドリーダーで採用している

マルチフィラメントナイロン(極細繊維束)を使えば

もっとも柔らかいブレイデッドループが

作れるのではないか・・・?


早速試作作りです。(^▽^)/


耐久性を考えナイロン素材を採用し

素材の太さや編組みのパターンを何通りか行い

ブレーデッドループは筒状にするので内径も重要です。


試行錯誤をして

出来上がったブレーデッドループです!


このループを使うことで

スマートな形状のループが出来上がり

快適な釣りができるようになりました。










2019/04/18

和歌山のフライショップ

本日は和歌山のフライショップを

ご紹介させていただきます。


南紀にあるペスカドールさん

和歌山県の釣りに精通しているのはもちろんですが

海外遠征にも行かれているオーナーの吹揚氏

いろんなお話が聞けるのも楽しいショップさんです。 


和歌山県内の渓流は関西圏からもアクセスが良く

 春の解禁からドライフィッシングが楽しめるエリアです。 

海の釣り場も多く フライフィッシングに限らず

いろんな釣りが楽しめます。

川も海もあり、本当にうらやましい環境です!


ペスカドールさんに

ヤノシルクラインのハットと

ソール材(ウェーディングシューズ用)を
 (自然に優しい天然素材ウール製のソール)

取り扱いしていただくことになりました。


 ありがとうございます。

 今年は和歌山での釣行も楽しめればと思っています。


ペスカドールフェイスブックページ

2019/04/17

シルクラインの浮き方

本日もシルクラインを編んでおります。

この時点で番手とテーパーデザインが決まります。

このあともまだまだ作業は続きます。






いろんなことを考えながら
シルクライン製作をしているのですが

今日はシルクラインの
浮き方について考えておりました。





そもそもシルクラインは

どういう原理で浮いているのか??


ご存知の方も多いと思いますが

シルクラインは表面張力によって浮きます。


水面に刺さる?めり込む?

言葉で表現するのは難しいのですが(;´▽`

水面に乗っかっている状態です。


使っているうちに

だんだん浮力が落ちてきてしまいます。

浮力が落ちてくる原因としましては

グリスが落ちる、水が染み込むことです。


グリスを塗ってもらうことで

水を弾き、浮力を持続させます。


シンセティックラインと

少し違うプレゼンテーションが必要となります。


ゆっくり優しく振って

水面に置くような感じ・・・
(これがなかなか難しい( ̄▽ ̄;)・・・


それがまた楽しみでもあります。(笑)

浮力がなくなるラインって?

楽しくないですか? 



2019/04/16

皆様からのご感想

シルクラインを

使っていただいてる皆様から

たくさんのご感想をいただきます。


そのご感想は読ませていただき

全て私の…お宝

にさせていただいております…( ̄▽ ̄) ニヤ


今度こんな感じのものを

作ってみたい…と

構想?妄想?

していることと同じ

ご要望やご感想をいただくと


シンクロ!!

と思ってとても嬉しくなってしまいます。
(小躍りしたくなるほどです笑…)


最近ではハットのご感想も

いただくようになり

本当にうれしい限りです。


同じように思ってくださる方が

いてくれてはるんやと思い

俄然やる気が出てきます…(* ̄▽ ̄)/'`*:


毎日…

孤独?

作業をしていると

これでよかったかな?

もっと考えんとあかんかな?の

繰り返しなので…


今後、皆様からいただいた

ご感想などもブログに

書かせていただければと思っております。


2019/04/15

ルアーメーカーさん

今日は摂津にある

トップウォータールアーメーカーの

Brightliver Tackle.co. さんに

お邪魔しました。


久しぶりにお会いしたのですが

たくさん刺激を受けて帰ってまいりました。


釣りの話はもちろんですが

いろんな話をして

とても楽しい時間となりました。


Brightliverさんの手掛けてるものは

どれも洗練されたものばかりで

“釣果より記憶に残る釣り”をモットーに

ものつくりするスタイルが

いつもすごいなと思っております。


フライフィッシング の中にも

多様なスタイルがありますが

僕自身もマツモトさんのスタイルに

いつも共感を覚えます。






普段は見かけることのないデザインの

バスバグロッド





「ジェットボイルの方が

早くて便利なのは知っているけど

こんなストーブでお湯を沸かす時間を楽しむスタイルが好き」

と語るマツモトさん

ほんと楽しそうでした。

2019/04/14

ショップさんならでは

先日、お邪魔させていただいたショップ

ループノットさんでのことです。


以前から釣具店や

ネットショップでずっと探していた糸


欲しかった糸を・・・

見つけることができました・・・ヽ(*⌒∇^)ノヤッホーイ♪

これです。( ̄▽ ̄) ニヤ

↓↓↓




今は何でもインターネットで

物が買える便利な時代ですが

お店に足を運ぶことで


おっ⁉︎ こんなんあるやん!・・・

うれしい発見があることがあります。


今回はまさに

そのうれしい発見でした・・・(゚▽゚*)




このティムコ16/0 のスレッドは

お気に入りなんです。(笑)


ずっと探していて見つからないものが

お店にはあるかもしれないと思うと

改めてうれしくなりました。


こだわり強めなので??(笑)


見つかるまで探し続けたのが
良かったのかもしれません・・・( ̄▽ ̄)


店長さんだけが知っている

いろんな情報やお話を

聞くことができるのも

ショップのいいところですよね。


いろんなショップさんに

行くのが楽しみになります。











2019/04/13

こだわりが強い??フライフィッシングスタイル


こだわりが強い?

よく言われる言葉です…( ̄∇ ̄;)

偏っているんでしょうか(笑)


好き過ぎてたまらないこと

フライフィッシングもそうですが

釣りスタイルも…です。(笑)

フライフィッシングが好きなことも

シルクラインが好きなことも

こだわりが強いことになるのかもしれませんが…(^▽^;)


そんななかでも

こだわったスタイルで楽しまれている

↓↓↓

フライロッド探究者」さんのBlogです。

いつも読ませてもらい楽しんでおります。(^▽^;)


いろいろな竹竿を使った釣りを

楽しんでおられる方です。

そのなかでも私が特に好きなのは

毛針スタイルにこだわった

 キャッツキルスタイルの毛針です。

 

キャッツキルは

アメリカ ニューヨーク州の中部の山地で

フライフィッシングが広がっていった

中心的な釣り場です。

そこで発展した毛針を

キャッツキルフライと言うそうです。


私は行ったことがないので

『言うそうです・・』となります…(^▽^;)


関西風で言うと

「知らんけど!」が

もれなくついてきます(笑)

 

で・・・

 どんな形かと言いますと

これです↓





最近は愛用者が少ないと言われている

スタンダードフライ


スタンダード=標準・規格 と言われますが
(今だったらパラシュートスタイルのフライがスタンダードだと言われるかもしれませんが)

“キャッツキルフライ”

好きなんですよね( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ   


やはりこだわり強めの変わり者でしょうか??(笑)






2019/04/12

兵庫県のフライショップ

今日は兵庫県の

フライフィッシングプロショップに

行ってきました。


神戸元町にある

ユーズリバーさんです。


川はもちろんですが

海でのフライフィッシングにも精通されており

神戸港のライトソルトやブルーウォーターなど

さまざまなフライフィッシングを

楽しまれていらっしゃいます。


実は・・・

昔、バンブーロッドを作っている頃に
バンブーロッドを作ってる時期もありました…(^_^;)

お世話になっていたショップさんでもあります。

久しぶりにお会いできていろんな話をして

楽しい時間となりました。


本日よりヤノシルクラインのハットを

取り扱いしていただくことになりました。

ありがとうございます。

お店の撮影を忘れたので…(;^_^






久しぶりの元町でした。

老祥記の豚まんが

食べたかったな〜と思いながら

明石へ…( ̄∇ ̄)


ループノットさんです。


ショップにはたくさんのフライグッズがあり

とても素敵なお店でした。






いろんなお話ができて楽しい時間でした。

釣りの話ができるのは

やっぱり楽しいです。(´▽`)


ループノットさんでも

本日より

ヤノシルクラインのハットを

取り扱いをしていただくことになりました。

ありがとうございます。


久しぶりに海にも行きたくなりました。

2019/04/11

新しいライン


シルクラインを製作しているなかで

お客様からいろんなご要望を

いただくことがあります。


お客様からのご要望は

(  ;)エッ!!

と驚くこともありますが・・・


自分が思いつかなかったこともあるので

とてもありがたいです。


今回はご要望いただいた中のひとつ


現在、試作中の


シルクラインブルーです・・・(*´∇`*)
色サンプル段階です(^^;




なかなかいい感じです!


シルクラインのカラーは

現在、グリーンだけだったので

↓グリーンのラインはこちら




シルクラインのイメージは・・・

生成りのような?

ストローカラーような??

使い込んでいくと

ブラウンのイメージですよね。




シンセティックラインは

いろんなカラーがあり

1日の釣行でも

ラインのカラーが変わったりすると

気分も変わって


やる気が・・・

釣れる気が・・・??


しますよね(笑)




今後、シルクラインも

いろんなカラーに

チャレンジしていきたいと思っております。








2019/04/10

帽子製作ヒストリーに目次を追加

帽子製作ヒストリーですが

それぞれの内容を

タイトル別にさせていただきました。

ご興味のある内容からぜひ読んでみてくだされば幸いです。



・history1 作るきっかけ「その帽子、どうしても欲しい!」

・history2 帽子の素材探し...スベリ「かぶり心地が良い秘密」

・history3 帽子の素材探し...スベリ完成「これ!これが欲しかった」

・history4 帽子の素材探し...帆布を求めて「生地探しは迷宮の入り口」

・history5 帽子の素材探し...ツバの芯「ツバの中身はなんですか?」

・history6 帽子の素材探し...帆布決定・革ひも「迷宮から脱出」

・history7 縫製工場探し「誰か私の願いを叶えてくれる人はいませんか?」

・history8 サンプル完成「最初からうまくいくと思ってなかったし…(汗」

・history9 帽子完成「イベントまでになんとかお願いします!」

・history10  完成までを振り返る「欲しい欲しいと声に出して、あとは行動あるのみ」



帽子作りも

どんどん進化中です。



2019/04/09

ハット展示販売のご案内

つるや釣具店様の販売イベントに

ヤノシルクラインの帽子を

販売させていただくことになりました。




東京都千代田区にある

丸善丸の内本店の4Fで

4月10日(水)〜16日(火)の期間です。



つるやさんは

東京台東区にあり

1931年から続く老舗の釣具店です。

80年以上続いているなんて

本当にすごいですよね。


毎年2月に

ハンドクラフト展が開催されます。

国内のビルダーさんはもちろんですが

たくさんのグッズが展示販売されまして

ヤノシルクラインも毎年出展させてもらっています。


ハンドクラフト展に参加させてもらうことが

たくさんの人にお会いできる貴重な時間となり

楽しみな時間となってます。





ハット製作ヒストリーをブログに書いてます
   ↓

2019/04/08

帽子始めました*ヒストリー10

自分の好きな帽子がありました…( ̄▽ ̄) ニヤ
その帽子が欲しいと思い探し始める。
探したけど見つからない…


そのことがきっかけで

作り始めた帽子ですが


完成までには

1年以上かかってしまいました…(^▽^;)


前職での経験はあったものの

帽子作りが何も分からない私に

本当にできるのかなとも思っていました。


どうしてもその帽子が欲しいと

思う気持ちだけで動いていたように思います。


素材を探すために

いろんなところに行った経験も

今思うと面白かったなと思っています。(笑)


『こんな感じのが欲しいんです!』






という無謀な?お願いを

形にしてもらうことができて

本当に嬉しかったですね。


何も分からない私に

いろんなことを

お知えてくださった方々に

心より感謝しております。


これからも

これええな!

これ欲しい!


と思うものがあれば

どんどん無謀に(笑)

チャレンジしていきたいと思っております。

ヘ( ̄∇ ̄ ヘ)),,,,,




完成した帽子達

v(T▽T)イエーイ



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この記事は帽子が完成するまでの出来事を
書き残したメモから編集して投稿しております。
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#yanosilklinehat #hat #watershiptrading #capeflattery 

2019/04/07

帽子始めました*ヒストリー9

リスタートした工場探しですが

サンプルを製作してくれる工場を見つけて

材料を持って工場へ。


要望を伝え

仕上がりを待つことに…。


また待つこと数ヶ月

完成の連絡をもらい工場へ…。


出来上がった帽子を見せてもらい

やっぱりなんか違う

。。。o(゚^ ゚)ウーン


帽子作ろうと思ってから

1年が経過していたので

焦る気持ちも出てきていました。


ここでお願いしようかと考えたのですが

いろいろ考え悩んだ結果

新たに縫製工場を探すことにしました。

内心では、不安になり

少し弱気になっておりました…(´_`。)


気持ちを切り替え

3軒目の縫製工場へ…。


ここなら大丈夫!と念力?(笑)


やっとやっと

帽子が完成しました!\(*T▽T*)/♪

そして

毎年2月に開催される

つるや釣具店さん主催の

ハンドクラフト展で

お披露目することが出来ました。





縫製工場の方々にもご無理を言い

各カラーの準備が出来ました。


本当に嬉しかったです(TωT)ウルウル







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この記事は帽子が完成するまでの出来事を
書き残したメモから編集して投稿しております。
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