2020/05/20

ライングリス検品

今日は


数日前から続いている

ライングリス製造の最終チェックでした。


シルクラインの製作の間で

ライングリスやブレイデッドリーダーを作っています。


そういえば

間も無く緊急事態宣言が解除されるらしいので

釣りに出かけたい気持ちが

ふつふつと湧いてきています。

皆さんはいかがでしょうか?


2020/05/19

シルクライン樹脂軟化について考える2(ベトベト現象について)

「ベトベト現象」につきましては

現在も原因の追求を続けておりますが(奥が深いです…)

最近はずっと自問自答しております(笑)


この探究?によって

シルクラインをベトベト現象から守る方法?が

見つかると思っております。


このベトベト現象は

私は日頃

“もどり ”

と言っておりますが

これは油絵具の世界で使われています。



正確には加水分解と言う化学反応では無いかと思います。


だと思います…と


なんともいい加減な言い回しですが

コレを証明(エビデンス?)するには

科学の知識が必要になるので

やんわりと言わせていただきました(笑)



この加水分解とはなんぞや…?

なのですが
Wikipediaでは…↓
だそうです。


この加水分解について検索していたら

ケミカルシューズコレクターの投稿では

コレクションの保存方法などで

加水分解からどのようにして守るのか…

という記事がありました。



もちろん

フライフィッシャーの人だったら

よくご存知のウェディングシューズの劣化


接着剤が加水分解で弱くなり

ソールが剥がれてパカパカして

川の潜航が危険極まりなくなる状態…
(このパカパカ状態の経験は何度もあります笑)

このことについては

fimo(フィーモ)というコミニティーで

とても分かりやすく書いておられます。

加水分解について書いたり貼りつけたりしましたが

シルクラインの「ベトベト現象」は

この加水分解だろうと考えられます…


だと思います(笑)


続く…

2020/05/18

シルクライン樹脂軟化について考える


ある日の話
新しい渓流シーズンがスタートし、タックルの準備をはじめる。

フライリールを持ち出してきてシルクラインをメンテナンスしようとリールから引き出してみると  
「?」   
いつもとは違う手触り
シルクラインは元々表面が脂っこいが、それとは異なる手触りである。
リールスプールの中で
シルクライン同士がくっついてしまい
シルクラインを
上手く引き出せないではないか。
「なんだ??」  
シルクラインの表面を覆う樹脂が柔らかく溶けてしまっている様にベトベトしている、、、

「あれあれ? 一体何が起きてしまったんだろう???」

2020/05/17

菜園を少々

以前の投稿で

畑作りを投稿しておりましたが

その続きです


フライフィッシング 、シルクラインに

関係のない個人的な内容です。。。

スイマセンw(汗


ご興味のない方はスルーしていただいても

構いませんよ(笑)


本日は

虫に葉っぱを食べられない様に

防虫ネットをかける準備です。


先週に蒔いたタネが発芽したんですね


まあ当たり前のことかもしれませんが

土の中から芽が出てきた時には

感動です。


   ↑
 大根です🌱

防虫ネットの貼り方はウエブで勉強です。

支柱を買ってきました。

百均はなんでも売っていますね(笑)



早速土に差し込んで見ると

先が切りっぱなしのため

上手く地中深くまでさせません。


先を尖らせる良い方法は無いものかと

考えたところ


ふふっ!


良いものがありました。



はいそうです!

鉛筆削りです(笑)

素材がグラスファイバーでしたので

簡単に尖らせることができました


これで地中の奥深くまで支柱を

差し込むことができそうです


鉛筆削り(くまのプーさん仕様)も

数十年ぶりに脚光を浴びることができて

喜んでいることでしょう!


、、、。


はい、

明日からは

お仕事を頑張ります

2020/05/16

久しぶりの雨

昨夜から雨

過去の降水データ を見てみますと



4月13日からまともに降っていなかった様で

1ヶ月ぶりの雨だった様です。

我が菜園にもたっぷりの水が降り注ぎ

野菜たちがぐんぐん成長していくと期待をしております。


そして

雨が降ると渓流もリセットされる様なので

こんな天気の日は釣りが恋しくなりますね。


河原でよく見かける泡のかたまり

カエルの卵?

と勝手に決めてかかっていましたが

まったく違う生き物だと知りました。

2020/05/15

シルクラインの再生依頼です

お客様より

シルクラインの再生依頼がありました。


まずは

お預かりしたラインの状態を観察します。


見た感じは

とても良いコンディションですが

樹脂が軟化してベトベト状態になっています。


一度軟化した樹脂を元に戻す方法ですが

勉強不足で

現在のところ発見できていません。


現在の再生方法は

一度樹脂を洗い流して

新しい樹脂を染み込ませることで

元の状態に戻すことができます。


お客様に現状と再生方法をお伝えして

OKが出ましたら

再生作業に取り掛かります。


2020/05/14

「シルクライン再生を考える」まとめ

シルクラインの再生について

私的考えを書いてみましたので

よろしければ

読んでみてください。




次は再生の様子を

お店できればと思います


2020/05/13

コーティング

私が作るシルクラインは

できるだけオリジナルに近くなる様に

作っている(つもり)


「当時」とは言っても

レシピは手元に無いので

想像して作り上げている。


なので

当時のレシピとはかけ離れているかもしれない


もしかしたら

大正解かもしれない、、、


作り続けている中で

仕上げてきたレシピ

これからも変化を続けていくと思います。


以前にも

こんなことを投稿した様に思いますが

忘備録として

書き残しておきます(笑)

2020/05/12

ヒロミさんどうも!


先日からSNSでのシェアとかで

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが

ヒロミさん(HIROMI/FACTORY/CHANNEL)が

自粛が明けたら

フライフィッシング に行きたーい!

Youtubeで配信でされてました。


うれしい〜〜〜!!


嬉しくて何回も観てしまいました(笑)


昔から変わらない釣りだということや

釣具の説明など

大変な釣りやぞ!、難しいぞ!! 的な

上から目線ではない

とてもわかりやすく話されていて
(そう思っているのは自分だけ?)

面白かったですw


本当に早く収束して

釣りに行ける日がくることを

心より願っております。


自粛が明けたら釣りに行きたい〜〜!!

(笑)

Hiromi factory チャンネル「フライフィッシングに行きたーい!自粛明けたら」

2020/05/11

樹脂が固まったら磨きます

本日はシルクライン製作工程の一つ

「磨き」です。


シルクラインを作る工程で

編み組みした絹糸に

樹脂を染み込ませて

硬化するまで2〜3週間待ちます。



樹脂が固まったラインを

磨き込んで

不均一に塗付いた樹脂を地ならしします。



2020/05/09

シルクライン再生を考える③

先日は「それほど手間がかかるのか?」について

投稿しましたが

今日はその続き、項目2を書いてます。

  1. それほど手間がかかるのか?
  2. とても面倒臭いではないのか?
  3. なぜ再生をするのか?

2020/05/08

シルクライン再生を考える②

前回からの続きで

「シルクラインの再生」ですが

  1. それほど手間がかかるのか?
  2. とても面倒臭いではないのか?
  3. なぜ再生をするのか?


 1. それほど手間のかかる物なのか? 

シルクラインとは絹糸をテーパーのついた紐状に編み

樹脂を染み込ませて固めたフライラインであります。

樹脂は亜麻仁油と言う乾性油を主原料にした物で

フライラインとして使用するには

撥水性を持すためのワックスを塗って

ラインを保護してガイドの滑りを良くして

水面(表面張力で)に浮かせます。

しかしシルクラインは使っているうちに

ワックスが流れ出したり

水を吸い込んでしまうなど

コンディションの変化が大きく

持続力を維持するために

何度もグリスアップ(ワックス塗り付け)したり

釣り休憩時にを乾燥させたりします。