2019/04/28

大阪のフライショップ

今日は

シルクラインの納品のために

ビギナーズマムさんに伺いました。


大阪市天満にある

フライフィッシング 専門店です。




ゴールデンウィークだということもあり

大阪市内の道路は空いてましたが

梅田は旅行者も多くすごい人でした。


最近は人混みが

本当に苦手になりました…(;^_^


ビギナーズマムさんは

ゴールデンウィークも通常営業

休まず営業されています。(定休日:月曜)





ショップ内にはたくさんのフライグッズが

置いてあります。




久しぶりに大阪市内に出かけたので

いろいろと行ってみました。


いつも必ず行くお店

阪神電車の改札口にある

ミックスジュースのお店

今日は休日ということもあり

たくさんの人が並んでいました。

150円でコスパも良くおいしいです!

梅田に行くとまずは一杯飲んで

気合いを入れ?(笑)

人の多さに負けないようにしています…( ̄∇ ̄;) 







梅田周辺は建て替えなどもあり

建物がどんどん増えて迷ってしまいます。

帰ろっ!








2019/04/27

絹糸の合糸

シルクラインは
束ねた絹糸を編み組みします(組紐と同じ)

シルクラインの企画AFFTAに従って
ライン番手を揃えていますが

その番手(重量)に合わせるには

絹糸の束ねる本数で調整します。

通常、絹糸商社で色々な太さの糸束が揃っていますが

私がデザインするために

希望する規格(太さ)の物が

ないことがあります。


そんな時は自分で束ねる工程

「合糸」を行います。


この束ねた絹糸は

#6ラインのティップセクションに使います。

従来より少し太くなる予定です。

これで準備完了です。


私のゴールデンウィークの

予定が決まりました…( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ



2019/04/26

セッティング その2

シルクラインセッティングの続きです。


イベントなどで

シルクライン使用時の

システムセッティングを

ご説明をさせていただくのですが

リーダーとティペットの

全長の短さに驚かれます…( ̄▽ ̄;)

リーダー6ft +ティペット5ft

合わせて11ftとなります。


これは私が渓流で使う標準です。


広く開けた河川では

もう少し長いセッティングにします。


リーダー7ft6in ++ティペット7ftで

長さが14ft6inです。



比較のために

「フライライン システム」を

Web検索してみますと

リーダーの長さは

短くて9ft、長いものは15ft

ティペットは5〜8ftとありましたので

全長は短くて14ft

長いと20ftを超えるものになっています。


私の最長のセッティングと

一般的なシステムがほぼ同じ長さで

シルクラインでのシステム全長は

30%ほど短いようです。


その理由は

ブレーデッドリーダー(特にSOFTは)は

リーダー全体にスラックを

入れることができるので

全長が短くても

ドラグフリーで流すことが

できるんです。


全体に張りがないので

バット部分にも

スラックを入れることができます。

柔らかいからこんなこともできます…(;^_^


なので

ブレーデッドリーダーは

水面でも自由自在に

流れに合わせてどんな形にもになります。




2019/04/25

セッティング その1

シルクラインでのセッティングについて


どんなセッティングされてますか?

と聞かれることがあります。


実は私もユーザーの皆様のセッティングが


とても気になります。(笑)



シルクラインを使用する際

私がご案内しているセッティングは


シンセティックラインでのものと比べると

短めのセッティングとなります。



最近の

渓流でのセッティングは(小渓流の時)


ブレーデッドリーダーSOFT7ft6in

ティペット5Xを5ft


もう少し規模の大きな渓流の場合


ブレーデッドリーダーMO 7ft6in

ティペット5Xを7ft


使用フライは

トラディショナルタイプの

ドライフライ14番です。


段差のある上流域でイワナ釣りの場合は

ブレーデッドリーダーSOFTまたはMOの6ftに

ティペットは5Xを3〜4ftにします。


パラシュートフライなどの

空気抵抗の低いフライは

ティペットを少し長くします。

プラス40〜60cm


フライの種類(空気抵抗の大小)によって

ティペットの長さを長くしたり短くします。



もうすぐゴールデンウィークですね。

今年は10連休なので

いつもより遠くの釣行に

行かれる方も多いのではと思います。

私のゴールデンウィークは

平成から令和と年号をまたいでの製作?

平常通りの営業です。(笑)


近くの川に少しでも行ければいいなと

思っています…(;´▽`






2019/04/24

オリジナルブレーデッドリーダー

ヤノシルクラインのオリジナルブレーデッドリーダーは

ブレーダーマシーンを使って編んで

テーパーデザインをしたリーダーです。


こちらもどうぞ→オリジナルリーダーを(も)作った理由



最初に作ったリーダーはSOFTタイプ

モノフィラメントナイロンと

マルチ糸ナイロン(極細繊維束)を

組み合わせたものです。


SOFTリーダーの良いところは

シルクラインのしなやかさに

相性の良いリーダーで

ファールドリーダーに匹敵する

もっとも柔らかいリーダーです。




昨年発売したMOタイプ


新しく採用したナイロンモノフィラメントを

太さの異なるフィラメントを

組み合わせたテーパーリーダー

従来のSOFTに比べて

張りを持たせていますので

扱いやすくなったのが良いところです。



どのくらいの硬さかを説明すると

市販されているノットレステーパーリーダーよりも柔らかく

ヤノリーダーSOFTよりは張りを持たせており

両者の中間のリーダーとなります。


スペックは6ftと7ft6inの2種類

ドライフライまたはマイクロウエットでの

使用を前提としています。


どちらが人気ですか?とよく聞かれますが

SOFTもMOも同じくらいです。

ファールドリーダーが

お好きな方にはSOFTが人気ですが…(;´▽`


お気に入りいただけるリーダーを

見つけていただければ幸いです。


最近の私のお気に入りは

狭いポイントの川では

SOFTタイプの6ft。


広いポイントの川では

MO7ft6inを使用しています。(^▽^;)



私の使うシステムの詳しいセッティングは

次の機会にご案内します。

2019/04/23

ハット

ハットが完成し

販売させていただくことになり

いろんなお客様に

目に留めていただくようになり


お客様からも

お問い合わせなどを

いただくようになりました。


本当にうれしく思っております。

ありがとうございます。


お問い合わせいただくなかで

1番多いのはサイズのことです。

少し斜めにかぶる形になるので

サイズのお問い合わせが多いです。


その次は

どのカラーが人気ですか?

こちらも多いお問い合わせです。


発売してから現在までの

人気のカラーは

1グレー
2サンドベージュ
3オフホワイト

となります。



この帽子を作るときに

グレーは絶対作りたいと

思っていたので

お客様がグレーをご要望いただいていることは

とてもうれしいです!(-´∀`-)

オフィシャルショップ

でもご紹介させていただいているのですが

帽子のカラーだけではなく

帽子のリボン部分(ヌメ革)のカラーも

ブラウン、ブラックの2種類から

選んでいただけます。




帽子はかぶり心地などが

わからないと・・・となりますよね。


現在、ハットを販売していただいている

店舗さまです。


U'sリバーさん
ループノットさん
ペスカドールさんです。


5月8日(水)から
東京丸善丸の内本店
つるや釣具店さんのイベントで
販売させていただくことになりました。

このハットなんか気になるな・・・と

思っていただきましたら幸いです。

帽子製作ヒストリーBlog





2019/04/22

見たことない?


最近いろんな方と
お会いする機会が増えました。

フライフィッシングの話はもちろんですが
いろんな釣りの話、釣り以外の話もして
とても楽しい時間となっております。

日々、ひとりでの作業が多いので
誰かにお会いしてお話を聞けることは
自分にとって大きい刺激となります。

フライフィッシング以外の釣りを
楽しまれてる方も
フライフィッシング は知ってるけど

シルクラインのことは
知らないと
言われる方が多く・・・(^_^;)

シルクラインをお見せすると

シルクライン初めて見た!!

(  ゚ ▽ ゚ ;)エッ!!

そうなんですね・・・

シルクラインを見てもらう行脚に
出かけなければ・・・

ε=ε=ε=ε=┏( ̄▽ ̄)┛







2019/04/21

キャスティングスクール

本日は

CI関西キャスティングスクール開催日


今日は気温が20度を超える

初夏のようなお天気の中

スタートいたしました。


まずはデモンストレーションから

コントロールされた良いループを見ていただき

イメージを伝えます。


また、コントロールできないループも見ていただいて

要因について解説をします。


続いて

受講生のみなさまの実習開始




フライキャスティングには

たくさんのテクニックがあります。


ひとつひとつの技を会得していくと

釣りがより楽しくなります。


今日のキャスティングスクールも

参加していただいた方々と

楽しく過ごすことができました。



余談になりますが・・・


このキャスティングの話を

家族に話すと(フライフィッシング経験ゼロ)


「えっ?? フライフィッシングって
  キャスティング練習しないと釣りできないん??」

「他の釣りはすぐ簡単にできるんちゃうん??」

( ̄▽ ̄;)エェッ!?


フライフィッシング未経験の人からすると

広場で?

魚もいてないのに?

キャスティングの練習してんの?

本当にそうなんですが・・・


キャステングがうまくできなくても

魚を釣ることはできるかもしれません。

近くに魚がいれば・・・です。


魚は人の気配を感じると

警戒し逃げてしまいます。

キャスティングの練習をすると

遠くにいる魚の近くに正確に

毛ばりを投げることができるようになるので

チャンスが増えます。


なので・・・

フライフィッシングは

キャスティングが上達すると

より楽しむことができる釣りなんですよね。


練習と言うと

めんどくさい・・・

なんかしんどそう・・・

と思われるかもしれませんが

そこがフライフィッシングの良さと言うか・・・

おもしろいとこなんですよね・・・(;´▽`


キャステング練習をする理由が

うまく説明できたかどうかわかりませんが

フライフィッシングを楽しむためには

必要不可欠なんです。


よりフライフィッシングを楽しむために

毎月1回開催しているキャスティングスクール

皆様と一緒に向上していければと思っています。



2019/04/20

Fly Fisher最新号No.291

Fly Fisher 最新号


今回はフライキャスティングの特集です。

フライフィッシング をするためには

避けることのできない

キャスティング(投げること)について

著名な方々がいろいろな切り口で

解説をされています。


私もキャスティングを勉強中です。(;´▽`


キャスティングを学ぶことで

シルクラインを製作するときに

いろんな気付きがあり

役に立つことが多いです。


頭で理解をすること

体で覚えることと

どちらも大切です。


まだまだ思うような

キャスティングはできていませんが


今後も楽しみながら

フライキャスティング練習したいと思ってます。






大阪でのキャステイングスクール

CI関西も紹介していただいております。

2019/04/19

シルクラインの先端にループ?

ヤノシルクラインの先端には

ループが付けてあります。


では、なぜループ(後付け)をつけたのか・・・

ライン開発初期の頃

シルクラインには

ループは着けていませんでした。







シルクラインの先端を折り曲げてループを作り

使用してました。


この方法だと折り曲げた部分から

水が染み込むことで繊維が弱り

釣りのシーズン中に

ループの作り直しが必要になり


ループ部分が釣行中に切れてしまうような

残念なことになってしまう・・・(;´▽`


しかし・・・

シルクラインに合う最適な方法がなかったため

そのまま使用しておりました。


どうすれば

ながく使えて快適に釣りができるか・・・

いろいろ考えたのが


1、耐久性
 シーズン中の使用に耐えること

2、軽いこと
 先端が重くなるとターンに影響がでる。

3、薄いこと
 シルクラインとリーダーの接続がスマートになること

4、交換が可能なこと
 ユーザー様が自分で取り替えできること


これが解決できれば

リーダーとの接続部分に不安がなくなり

快適な釣りになるのでは??


以上のことを踏まえて

考えたところ

ブレーデッドリーダーで採用している

マルチフィラメントナイロン(極細繊維束)を使えば

もっとも柔らかいブレイデッドループが

作れるのではないか・・・?


早速試作作りです。(^▽^)/


耐久性を考えナイロン素材を採用し

素材の太さや編組みのパターンを何通りか行い

ブレーデッドループは筒状にするので内径も重要です。


試行錯誤をして

出来上がったブレーデッドループです!


このループを使うことで

スマートな形状のループが出来上がり

快適な釣りができるようになりました。










2019/04/18

和歌山のフライショップ

本日は和歌山のフライショップを

ご紹介させていただきます。


南紀にあるペスカドールさん

和歌山県の釣りに精通しているのはもちろんですが

海外遠征にも行かれているオーナーの吹揚氏

いろんなお話が聞けるのも楽しいショップさんです。 


和歌山県内の渓流は関西圏からもアクセスが良く

 春の解禁からドライフィッシングが楽しめるエリアです。 

海の釣り場も多く フライフィッシングに限らず

いろんな釣りが楽しめます。

川も海もあり、本当にうらやましい環境です!


ペスカドールさんに

ヤノシルクラインのハットと

ソール材(ウェーディングシューズ用)を
 (自然に優しい天然素材ウール製のソール)

取り扱いしていただくことになりました。


 ありがとうございます。

 今年は和歌山での釣行も楽しめればと思っています。


ペスカドールフェイスブックページ

2019/04/17

シルクラインの浮き方

本日もシルクラインを編んでおります。

この時点で番手とテーパーデザインが決まります。

このあともまだまだ作業は続きます。






いろんなことを考えながら
シルクライン製作をしているのですが

今日はシルクラインの
浮き方について考えておりました。





そもそもシルクラインは

どういう原理で浮いているのか??


ご存知の方も多いと思いますが

シルクラインは表面張力によって浮きます。


水面に刺さる?めり込む?

言葉で表現するのは難しいのですが(;´▽`

水面に乗っかっている状態です。


使っているうちに

だんだん浮力が落ちてきてしまいます。

浮力が落ちてくる原因としましては

グリスが落ちる、水が染み込むことです。


グリスを塗ってもらうことで

水を弾き、浮力を持続させます。


シンセティックラインと

少し違うプレゼンテーションが必要となります。


ゆっくり優しく振って

水面に置くような感じ・・・
(これがなかなか難しい( ̄▽ ̄;)・・・


それがまた楽しみでもあります。(笑)

浮力がなくなるラインって?

楽しくないですか? 



2019/04/16

皆様からのご感想

シルクラインを

使っていただいてる皆様から

たくさんのご感想をいただきます。


そのご感想は読ませていただき

全て私の…お宝

にさせていただいております…( ̄▽ ̄) ニヤ


今度こんな感じのものを

作ってみたい…と

構想?妄想?

していることと同じ

ご要望やご感想をいただくと


シンクロ!!

と思ってとても嬉しくなってしまいます。
(小躍りしたくなるほどです笑…)


最近ではハットのご感想も

いただくようになり

本当にうれしい限りです。


同じように思ってくださる方が

いてくれてはるんやと思い

俄然やる気が出てきます…(* ̄▽ ̄)/'`*:


毎日…

孤独?

作業をしていると

これでよかったかな?

もっと考えんとあかんかな?の

繰り返しなので…


今後、皆様からいただいた

ご感想などもブログに

書かせていただければと思っております。