3シーズンは使っているので
それなりに汚れて
色も土色になってきて
上面の樹脂も薄くなって糸目が目立ってきている。
釣りに使うには抜群に良く
しなやかさに仕上がっていてる。
3シーズンは使っているので
それなりに汚れて
色も土色になってきて
上面の樹脂も薄くなって糸目が目立ってきている。
釣りに使うには抜群に良く
しなやかさに仕上がっていてる。
この画像は
樹脂コーティングする前のライン
そして
こちらの画像は
コーティングが完了したラインです。
表面の糸目(凸凹段差)がなくなり
ツルッとしています。
できるだけ樹脂の層が暑くなりすぎない様に
これくらいの厚みがベストと考えています。
先日の投稿で紹介したライン
画像を見ていただくとわかるのですが
表面の樹脂が無くなって
はっきりと糸目が出ています。
シルクラインの保管方法について
以前にも投稿してますが
このラインは
赤黒く黄変していましたが
太陽の光に当てておくと
黄色い明るい色になりました。
亜麻仁油の特徴として
黄変するのですが
紫外線を浴びる環境にいると
黄変を押させる事ができます。
既に赤黒く変色したラインも
明るい色に戻ろうとする様です。
私の場合
釣りで持ち出すとき以外は
ほぼ干したままです。
本日は
この夏の最高気温となった1日
作業部屋もエアコンフル回転のおかげで
無事に過ごす事ができました(笑)
スズメガ
シャチホコ蛾
玉虫にクワガタムシ(ミヤマクワガタ♀)
家に転がり込んできたコガネムシ
今日は昆虫との出会いも熱かった
さてさて、
今日はシルクラインに塗付ている樹脂の研究です。
色々な樹脂を絹紐に塗って
樹脂が固まったところです。
こうした実験を繰り返しながら
素材と仲良くなって
対話する事ができます(笑)
発売当初からこの容器を使っています。
ブリキ缶
もう少し馴染みのある名前だったら
メンタム缶
商品名がそのまま容器の愛称になった物ですね。
プラスチックだったら
蓋の開閉もしやすく
液漏れもしない性能の良い容器が
世の中にたくさんあるのに
今では型の種類も少ないブリキ缶
ヤノシルクラインで採用している理由は
“ 好きだから”
です…(笑)
けして
使いやすい物ではないかもしれませんが
この缶が好きで採用してます。
好きなことが仕事にできて
好きなものを販売させていただける…
好きが一番ですね…(^^;
雨上がりの水溜りではありませんが(笑)
過去に何度も素材テストを行なってきましたが
改めて同じテストを行なってみると
今だから理解ができる事って言うか
新しい発見があります。
なので
時々同じようなテストをやってみて
その様子を観察しています。
ライングリスの生産準備に
取りかかっています。
「秘密のレシピ…」
ってところでしょうか
世の中にある素材を使って
それぞれの素材のバランスをとって
出来上がっていきます。
シルクラインの樹脂と同様に
長い年月をかけて改良を続けております。
アップデートですね…(笑)
昨日に続き
ブレイデッドリーダーの包装です。
このリーダーはSOFTに比べて
バット直径が約25%程太くなるように
編み組みして仕上げています。
シルクライン#4から#5に合わせてください。
ケミカルラインでしたら#3〜4で使います。
本日は
ブレイデッドリーダーの仕上げ作業です。
樹脂を染み込ませた絹繊維
硬化を待つ。
昔の技術を再現しようとすると
やたらと時間がかかる。
今の技術を導入すると
瞬く間にプラスチックラインに変身してしまう。
シルクラインであり続けるために
たっぷりと時間を頂く。
シルクラインとなるために
日々成長を続けている(笑)
自分が欲しかった物のひとつ
ウェーデイングシューズの
ウール100%noソール材。
欲しいと思って探してみたら
なかなか見つからない
すぐに見つかると思っていたのに
張り替えをする人が少ないのかと、、、
同じように思ってる人がいるはずと思い
ソール材を探し、ご縁をいただいて
販売させていただいています。
※フェルトソールの過去記事はこちら
最近、ソールについてのお問い合わせが多く
ウェーデイングシューズの
張り替えをする人が増えてきたのかなと
嬉しい気持ちです。
”張り替えなんてせずに
新しいウェーデイングシューズを買えばいいやん”
それも良いですが
お気に入りのものを修繕し
長く愛用するのも良いものですよね。
(なんでも修繕し長く愛用したいタイプです…笑)
販売させていただいているソール材は2種類
ウール100%のものと
ウール80%/レーヨン20%
※レーヨンとは主原料は木材パルプで自然に還る化学繊維です
のフェルトです。
ヴァイオリン工房に伺った話の続きです。
その日、もう一人のヴァイオリン製作家に
お会いすることができました。
ヴァイオリン工房クレモナの岩井さんです。
Liuteria-BATOさんに伺った際
「岩井さんに会いに行ってみては?」とご紹介いただきました。
いろんなお話を聞かせていただいて
とても魅力的な楽しい話ばかりで
あっという間に1時間!
そして、イタリアにいらっしゃた頃から
フライフィッシングをやってます!と
びっくりのお話でした(笑)
突然の訪問にもかかわらず
時間を作ってくださり
いろんな話を聞かせていただけて
とても楽しい時間でした。
ヴァイオリンとシルクライン
全然違うものではありますが
物づくりということでは同じ
より良いものを製作していきたいと思い
ヴァイオリン製作を40年続けてやってこられたこと
きっといろんな試行錯誤の中で
続けてこられたんだろうと思います。
岩井さんに比べると自分はまだまだですが…
なかなか思うように進まないこともあり
悩んでしまうこともあるのですが
日々コツコツ試行錯誤しながら
頑張っていこうと思えた日でした。
ご縁に感謝!!ありがとうございました。
本日、工房にやってきたのは
こちら
オオシマトビケラです。