2019/03/15

シルクライン ヒストリー8(Encounter)

ブログを書くことで
今までのいろんなことを思い出し振り返っていると
シルクラインを作ると決めてから完成するまで
本当にいろんなことがあったなと改めて思いました。

どうすれば形になるか、上手くできるか…
いろんなことを考え、試行錯誤の繰り返しでしたね。

もし当時の自分に今の自分の姿が想像できていたら
あんなに悩んだり落ち込んだりしなくて良かったかも?
何も分からなくても頑張れば作れるでと
お知えてあげれたらと思ってしまいます。(笑)


ヒストリーの続きに戻ります…



編み機を購入し可動設定完了したら

次は材料です。

シルクラインを作りたいので

絹、生糸を手に入れる必要があります。

長い間繊維に関わる仕事をしてきましたが

絹糸は初めてなので

今回もいろいろ勉強し探しました。


日本、それも関西で絹糸といえば

京都かなと…

流通量が多く安定している

そして絹糸について勉強できる

またまた新しい出会いとなります。

絹糸取り扱いの商社で

絹糸についての沢山の事を学びました。






そして絹糸を編み機にセット。

数種類の太さでラインの形にする事ができて

ようやくシルクフライラインの原型が出来上がりました。


あくまでも糸を編み組みして “ひも”  の形になっただけなので

次はこの編んだひもをシルクフライラインにしていくには??

次の工程に進むにはどうすればいいのか?

ひとつクリアになっても次々と課題がやってきます。

これからは樹脂を染み込ませる工程…

まだまだ完成まで先は長いなと思っていました。


続く






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この記事はシルクラインが完成するまでの出来事を
書き残した記録から編集して投稿しております。
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