ピカピカになったシルクライン
絹糸原糸には元々
繊維(フィブロイン)に
セリシン粘着性のあるタンパク質
覆われています。
もちろんフィブロインもタンパク質です。
それを精錬して
セリシンを落とすと
艶やかな繊維がお目見えします。
本当はセリシンは落とさないほうが
ひっぱり強度もあって良いのですが
ゴワゴワした質感を柔らかくしたいので
あえて落としています。
そして
今度はセリシンの代わりに
乾精油を染み込ませます。
セリシンがある時よりもしなやかになり
フライラインとして
使いやすいものになります。