「シルクラインはシンセティックラインと
どのような違いがあるの?」
イベントなどで
直接お客様とお話をする機会があります。
その時に
シルクラインの持ち味や
取り扱いについての
ご説明をさせていただくことがあります。
新しいシルクラインを使う前には
「ならし」が必要です。
シンセティックフライラインの場合は
シンセティックフライラインの場合は
購入後リールに巻けば
すぐに使えます。
新しいラインはしなやかで
ガイドの滑りや浮力がよく100%の実力を発揮します。
それに対して
新しいシルクラインは
60%の実力(自社製品の場合)です。
「ならし」をおこなったあとで80%
あとは
川で使って
乾かしてグリスアップを
繰り返しながら
1シーズンかけて
100%に近づけていきます。
新しいシルクラインは
硬さが残っており
浮力の持続時間も少ないです。
時間をかけて
自分にしっくり馴染んでいくように仕上げ
楽しんでいただくラインとなります。
以上のように
シルクラインを竿にのせて
キャスティングをし
魚を掛けて
次回のためにメンテナンス
この作業を
毎年繰り返していくことで
安定したコンディションが保たれます。
手入れをしながら
時間をかけて
自分にしっくりくる
自分のシルクラインにしていくこと…
このことがシルクラインが
一生物と言われる理由ではないかと思います。