2020/06/25

シルクライン洗いの工程③

乾いたラインは糊が利いた様にゴワゴワバリバリに(←英語翻訳できるのかな??)



絹繊維一本一本に付いていたセリシンが

熱湯で煮込むと溶け出し

繊維どうしを繋ぐので乾燥後のラインは

硬くなります。


十分に乾燥させたラインの重量を測ります。

精錬後は何割か重量が軽くなっています。

経験ではー10%からー15%くらいが良いと思っています。


絹糸はセリシンを落としすぎると

見た目はきれいになりますが

それとともに引っ張り強度が低下してしまいます。


精錬不足だとしなやかさが出ず

ゴワゴワが残ってしまいます。