2020/05/08

シルクライン再生を考える②

前回からの続きで

「シルクラインの再生」ですが

  1. それほど手間がかかるのか?
  2. とても面倒臭いではないのか?
  3. なぜ再生をするのか?


 1. それほど手間のかかる物なのか? 

シルクラインとは絹糸をテーパーのついた紐状に編み

樹脂を染み込ませて固めたフライラインであります。

樹脂は亜麻仁油と言う乾性油を主原料にした物で

フライラインとして使用するには

撥水性を持すためのワックスを塗って

ラインを保護してガイドの滑りを良くして

水面(表面張力で)に浮かせます。

しかしシルクラインは使っているうちに

ワックスが流れ出したり

水を吸い込んでしまうなど

コンディションの変化が大きく

持続力を維持するために

何度もグリスアップ(ワックス塗り付け)したり

釣り休憩時にを乾燥させたりします。