前回からの続きで
「シルクラインの再生」ですが
- それほど手間がかかるのか?
- とても面倒臭いではないのか?
- なぜ再生をするのか?
1. それほど手間のかかる物なのか?
シルクラインとは絹糸をテーパーのついた紐状に編み
樹脂を染み込ませて固めたフライラインであります。
樹脂は亜麻仁油と言う乾性油を主原料にした物で
フライラインとして使用するには
撥水性を持すためのワックスを塗って
ラインを保護してガイドの滑りを良くして
水面(表面張力で)に浮かせます。
しかしシルクラインは使っているうちに
ワックスが流れ出したり
水を吸い込んでしまうなど
コンディションの変化が大きく
持続力を維持するために
何度もグリスアップ(ワックス塗り付け)したり
釣り休憩時にを乾燥させたりします。