2019/03/27

一生モノ?

「シルクラインはシンセティックラインと
            どのような違いがあるの?」


イベントなどで

直接お客様とお話をする機会があります。


その時に

シルクラインの持ち味や

取り扱いについての

ご説明をさせていただくことがあります。


新しいシルクラインを使う前には

「ならし」が必要です。



シンセティックフライラインの場合は

購入後リールに巻けば

すぐに使えます。

新しいラインはしなやかで

ガイドの滑りや浮力がよく100%の実力を発揮します。


それに対して

新しいシルクラインは

60%の実力(自社製品の場合)です。

「ならし」をおこなったあとで80


あとは


川で使って

乾かしてグリスアップを

繰り返しながら

1シーズンかけて

100%に近づけていきます。


新しいシルクラインは

硬さが残っており

浮力の持続時間も少ないです。

時間をかけて

自分にしっくり馴染んでいくように仕上げ

楽しんでいただくラインとなります。


以上のように

シルクラインを竿にのせて

キャスティングをし

魚を掛けて

次回のためにメンテナンス


この作業を

毎年繰り返していくことで

安定したコンディションが保たれます。


手入れをしながら

時間をかけて

自分にしっくりくる

自分のシルクラインにしていくこと


このことがシルクラインが

一生物と言われる理由ではないかと思います。